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魔女が集う「ヴァルプルギスの夜」

本日は、4月30日「ヴァルプルギスの夜」についてお届けいたします!

日本では、暦の上で夏である立春が近づいておりますが、冬の長いヨーロッパではようやく待ちわびた春がやってくるそうですよ!
ヨーロッパでは伝統的に5月1日にこの春を祝い、その前夜である4月30日の日没から
5月1日の未明までを「ヴァルプルギスの夜」と呼んでおります。

このヴァルプルギスの夜は春を祝うだけではなく、ヨーロッパに古くから伝わる風習とあわせて、ドイツなどでは盛大にお祭りを行う1日となっております!
そこで、今回は日本ではまだあまりなじみのないヴァルプルギスの夜についてご紹介したいと思います!

■ヴァルプルギスの夜は魔女が集まる
5月1日の前夜には、魔女の集会が開催されると信じられており、4月30日の日没から5月1日未明までをヴァルプルギスの夜と呼んでおります。ヴァルプルギスの夜には、死者の魂が人間の周りを彷徨うとされ、それを追い払うためにヨーロッパ各地でかがり火が焚かれます。

■ヴァルプルギスの夜の起源は?
「小さな魔女」を子供のころに読んだことがある方は多いのではないでしょうか。
物語は小さい魔女がヴァルプルギスの夜にブロッケン山に行く所から始まります。
ヴァルプルギスの夜の名前の元となったのは、聖ヴァルプルガ。イギリス出身の高貴な生まれの修道女で、ドイツの地でなくなりました。5月1日に聖人に列せられたので、この日が、「聖ヴァルプルガの日」として祝われておりました。

しかし、名前とヴァルプルギスの夜がつながりから、なぜ魔女の集会の名称に聖ヴァルプルガの名前が使われているのかはよくわかっていないそうです。

■ゲーテの劇曲「ファウスト」
ヴァルプルギスの夜というのは伝統的なヨーロッパの風習ですが、世界的に注目されるようになったひとつにゲーテが生涯かけて書いた劇曲「ファウスト」があります。
この第一部でヴァルプルギスの夜が登場します。
ファウストは実現したとされる錬金術師ドクトル・ファウストゥスをモデルにした作品で、悪魔と契約したファウストの物語が描かれております。

この度は、4月30日ヴァルプルギスの夜についてご紹介してみました。
上記にてご紹介した、「ファウスト」ですが日本語訳されたものがございますので、手にとってみてはいかがでしょうか。
ただ、劇曲は小説と違って演劇の台本のように書かれている為、すべて読むのにはかなり根気がいるかもしれません。挫折した方も多いのではないでしょうか。
しかし、家で過ごす時間が長くなった今だからこそ読んでみるのも一つかもしれません
この機会に知った方はぜひ、チェックしてみてください。

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